当院を利用される患者さんへ

院長挨拶

院長写真

 長崎労災病院は昭和32年に北松炭田の労働災害に備えて内科、外科、整形外科の3診療科、100床で開設されました。その後、診療科の増設と増床が行われ現在は15診療科、350床を有する中規模急性期病院としてその役割を担っています。当院は佐世保市北部に位置し佐賀県との県境に接するため、佐世保市のみでなく長崎県北の平戸市、松浦市、佐々町、江迎町などや佐賀県の伊万里市、有田町方面から多数の患者さんが来院されます。当院は勤労者医療と地域医療の推進を使命とする長崎県佐世保・県北医療圏の中核病院です。

 勤労者医療においては、「脊椎腰痛センター」、「脳卒中センター」、「アスベスト疾患ブロックセンター」、「健康診断部・治療就労両立支援部」を開設しています。これらは勤労者の疾病の診断、治療はもとより、急性期・亜急性期リハビリ(外傷、脳卒中、心筋梗塞)により早期の職場復帰、治療と就労の両立支援を実現させるだけでなく、予防・早期発見にも貢献しています。医師のみでなく薬剤師、保健師、管理栄養士、理学療法士も加わり薬剤服薬指導および保健、食事、生活習慣の改善や運動等の指導にあたり、チームによる専門的医療を提供しています。

 地域医療においては、佐世保・県北医療圏における医療計画の5疾病5事業を重点的にとくに「がん、脳卒中、急性心筋梗塞、救急医療」の患者受け入れを行っています。二次救急輪番病院(佐世保市救急応需システム対応)および重症脳疾患サポート病院として24時間体制で救急患者を受け入れており、さらには離島や県内各地から外傷・脳疾患患者を中心に年間平均約50件のドクターヘリによる救急搬送患者を受け入れています。日本医療機能評価機構による最新の病院機能評価認定を受け7:1看護体制など上位施設基準を維持し、長崎医療ネットワーク「あじさいネット」を活用し、地域医療支援病院として近隣の医療機関と連携し患者情報を共有することで逆紹介を通して効率の良い地域完結型の医療を目指しています。災害医療連携施設の指定を受け、災害時のDMATチーム派遣病院、地域の大規模災害に対する災害拠点病院および原子力災害時の初期被ばく医療機関としての役割も担っています。

 地域の皆様に「患者さん中心の安全で質の高い医療をいつでも提供する信頼される病院」を目指して職員一同努力しますので、皆様のご協力、ご支援を宜しくお願い申し上げます。

長崎労災病院 院長 福崎 誠