医療の質の向上と安全の確保は患者さんに限らず、みんなの願いであり、医療安全管理室では職員みんなといっしょになって、この課題に取り組んでいます。
また、職員が針刺し事故や医療過誤を起こさないように、「職員の安全を守る」活動も行っております。
安全で質の良い医療の提供のために医療人に必要な職業倫理を育み、患者との良好な信頼関係を構築する。ヒトは誤りを犯すという前提に立ち、個人レベル及び組織的に事故防止に取り組む。
当院の医療安全管理体制は、以下の委員会等で構成しています。
これらの目標に沿ってゴールを設定し、医療安全管理委員会・リスクマネージメント委員会・各部会が中心となり活動します。活動内容としては、院内ラウンド、インシデント事例の分析・対策の検討、院外からの安全情報の広報、医療安全研修会の開催を中心に、九州の3つの労災病院が協力して行う「九州3病院間医療安全相互チェック」など、組織横断的に活動しています。
院内ネットワークを利用して、インデントシステム報告を行っています。このシステムの中で、事例分析(メディカルセーファー分析)ができます。
医師・看護師・薬剤師・検査技師・放射線技師・栄養士・臨床工学士・リハビリ技師・事務職員で構成された委員会です。リスクマネージメント委員会は二つのグループに分かれて活動を行っています。内部監査グループでは、これまで「入院時患者持参薬管理の手順」「注射準備から実施までの手順」などについて監査を行い、実際に手順が守られているかを確認し手順遵守の必要性を啓蒙しています。患者参加グループでは、患者さんも医療安全に参加していただくための季刊誌を作成しています。
手順の遵守状況に関する内部監査
医療安全研修会
患者さん向けの医療安全季刊誌
11月の医療安全推進週間に、医療安全管理委員会メンバーが中心となり、院内の環境および各種手順の遵守状況を確認しています。
転倒防止シューズ
歩行せず、車いすを使用する方に適しています。
快歩主義
歩行訓練に適します。外履きとしても使用できます。
リハビリ支援シューズ
歩行訓練に適します。外履きとしても使用できます。