地域医療支援病院 /
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災害拠点病院
2001年に発足し、勤労者の脊椎、腰痛疾患にとどまらず多様化した脊椎・脊髄の診断、手術を含めた治療、研究を行っています。10,000件以上の手術実績があり、長崎県はもとより、福岡県、佐賀県、熊本県、宮崎県、鹿児島県からの紹介も数多く受け入れております。年間手術件数は700~800件で頚椎疾患が150例、腰椎疾患が500例程度です。労働災害の外傷に限らず慢性疾患、脊柱変形、思春期側弯症、リウマチ性脊椎疾患、首下がり症候群、脊髄腫瘍、骨粗鬆性脊椎骨折など椎間板ヘルニアから難治例まであらゆる脊椎疾患に対応しています。
最近では低侵襲手術である内視鏡手術、経皮的椎弓根スクリュー手術、頚椎人工椎間板置換術、経皮的椎体形成術(バルーンを膨らまし椎体にセメントを注入する方法)、椎間板内酵素注入療法を行い、できるだけ患者さんへの侵襲を軽減するようにしております。またインプラントを使用した脊椎インストルメンテーション手術は年間300例ほどあり、成人脊柱変形(胸腰椎~腰椎の後側弯)による歩行困難に対する長範囲固定術、リウマチ頚椎や首下がり症候群に対する脊椎固定術、骨粗鬆性脊椎骨折に対する前後方固定術などを積極的に行っております。また術中にはナビゲーションシステム、脊髄モニタリングを使用し、より安全に脊椎インストルメンテーション手術が出来るよう工夫をしています。
当院は日本脊椎脊髄病学会認定の研修施設であり、現在馬場秀夫副院長の指導下で脊椎脊髄外科を目指す若手医師を積極的に受け入れています。またリハビリテーション科、ペインクリニックと協力して患者さんの早期社会復帰に取り組んでおります。
副院長 整形外科部長 診療情報管理室長(兼務) 勤労者脊椎・腰痛センター部長 |
馬場 秀夫 |
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2020年 | 2021年 | 2022年 | ||
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手術件数 | 898例 | 708例 | 560例 | |
主な実績 | 腰椎椎間板ヘルニア | 208例 | 148例 | 122例 |
腰部脊柱管狭窄症 | 198例 | 136例 | 148例 | |
頚髄症(頚椎椎間板ヘルニア) | 76例 | 98例 | 53例 | |
その他脊椎手術 | 416例 | 326例 | 237例 |